- 2016年12月21日
- 海外普及・支援活動事業
去る、12月13日(火)~16日(金)の間、マレーシア・クアランプールで、アジアソフトボール連盟・日本ソフトボール協会・マレーシアソフトボール連盟主催の「アジアソフトボールクリニック」が開催され、弊法人は、宇津木理事長、伊藤幸子さん・増淵まり子さん(共に、オリンピアン)を講師として派遣しました。
当日は、マレーシア・シンガポールの中学生を中心に、指導者を含め60名程が参加しました。
この事業はアジア諸国でのソフトボールの更なる活性化と仲間作りを、アジアのリーダーである日本協会として推進すること、また、東京五輪招致の際に東京2020組織委員会が国際公約として発表した日本国による国際貢献事業『スポーツ・フォー・トゥモロー』(説明リンクhttp://www.sport4tomorrow.jp/jp/)の事業の一環として実施された。
クリニックでは、スポーツの基本であるあいさつ(返事)、顔を見て話す、行動に移すときは駆け足で、の3原則から指導し、ウォーミングアップからボールの投げ方、捕り方、その後はピッチングとバッティングの基本動作について、3時間をかけて3人の最高の指導者による熱心な指導が行われました。
昼食をはさんでからは、熱帯地域特有のスコールの予想が的中してか、座学によるチーム作りやレベルの違う選手の指導方法など、室内においても熱気あふれる指導が繰り広げられ、普段慣れないマレーシアの選手や指導者も、徐々に顔つきが真剣に変わり、手応えのある内容の濃いクリニックとなった。
また、今回のクリニックでは日本代表チームが使用した中古のボールとボールケース、また日本協会で所有しているバットや弊NPO法人から、寄贈したグローブやDVDをマレーシアの参加者に提供し、アジアでのソフトボール発展を皆で誓って閉幕しました。
又、最終日は、宇津木理事長は、アジアソフトボール連盟副会長として、アジアソフトボールの将来に向け、重要な案件について議論をするために、アジアソフトボール連盟総会に出席しました。
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