- 2016年01月06日
- メッセージ
皆様におかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 本法人は、2011年6月に設立し、多くの皆様の心あるご支援とご協力により、新たな年を迎えることができました。
昨年9月には、東京都内で、東京五輪組織委員会が理事会を開き、2020年東京五輪の追加種目選定で、野球・ソフトボールと空手、ローラースポーツのスケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの5競技から合計18種目の実施を国際オリンピック委員会(IOC)に提案することを決めました。
これにより、東京五輪での野球・ソフトボール競技の復活に向け、一歩、前進が図られ、ひとまず安堵し、国民の支援、組織委員会のご理解に感謝しますが、最終的には、来年の8月のリオデジャネイロで開催のIOC総会で決定することなので、楽観できない状況と考えています。
引き続き、世界的な野球・ソフトボールの普及・振興に、弊法人の活動を通して、日本からも積極的に協力をしていきたいと考えております。
弊法人としては、例年同様に、ソフトボール競技のオリンピック復活に向けて、中国やマレーシアナショナルチームを国内に招き、技術指導を行い、あるいは、韓国等に宇津木理事長他、オリンピアンを派遣しての技術指導も展開する等、普及活動を行いました。
一方、 国内では、例年同様に、主に小・中・高校生を対象のソフトボール教室や、新たに、埼玉県で、国内初の知的障害者女子ソフトボールチームの発足に伴い、このチームの活動に協賛・協力することを決め、練習会に、宇津木理事長他、日本代表選手等を派遣する等、多くの皆様にソフトボールの楽しさを伝えることができました。ご支援くださいました皆様に心から感謝申し上げます。
さて、本年は、8月に、ブラジルで、夏季オリンピックが開催されると言う、「オリンピックイヤー」であり、再び、日本国内はもとより、世界中で、スポーツに焦点が当たる年になると想像が出来ます。
スポーツに感心を持つ時間が、オリンピックのような大きな大会だけに留まらず、スポーツの魅力が未来永劫に続くよう、「スポーツを文化に!」を合言葉に、弊社としては、国内外の普及活動を地道に継続・展開しながら、野球ソフトボール連盟(WBSC)及び、公益財団法人日本ソフトボール協会等、関係機関の動きを注視し、サポート活動を展開し、2020年夏季五輪での実施競技の復活を目指します。
これらの実現に向けては、更なるご支援・ご協力が必要となってくる機会があろうかと思いますので、関係者の皆様の変わらぬご指導・ご鞭撻の程、お願い申し上げます。
皆様にとりまして、この新しい年がより佳き年でありますよう、心からご祈念いたしまして、私からの新年のご挨拶とさせていただきます。
2015 巨人開幕戦(始球式)2015年3月27日 東京ドーム |