活動報告

「読売巨人軍 高橋由伸選手」の応援メッセージ

「NPO法人ソフトボール・ドリーム」設立、誠におめでとうございます。

高橋由伸

 宇津木さんとは2年前、共通の知人を通じて知り合い、一緒に食事をしたり、試合を観戦してもらっています。
 日本を代表する監督のお話は、スポーツ選手とはどうあるべきか、取り組み方、またその姿勢、物事の考え方、捉え方など、参考になるものばかりです。
 スポーツは人間形成をする上で、とても大きな役割を果たしてくれるものです。
 私は野球を通じて努力すること、我慢することの大切さ、継続することの難しさなど、小さい頃からたくさんのことを教えてもらいました。
 今はそれを職業としていられることに大きな喜びを感じますが、同時にその素晴らしさを世の中に伝えていかなければという責任も感じています。育ててもらった人間は、皆同じ気持ちだと思います。
 ソフトボールと野球、五輪競技復活への思いも同じものがあります。私は2004年のアテネ五輪に出場しました。日の丸を背負う重圧は、人生の中でも一番といってもいいくらいのものがありました。次代を担う選手達も、あの最高の舞台で戦って欲しいし、競技の素晴らしさを世界に発信して欲しいと思います。そのために私もできることを一生懸命やっていきます。
 ソフトボールと野球は、非常に共通点の多いスポーツです。今後、ともにさらに発展していけるよう、良い相乗効果を出しあい、高め合っていければと思います。